『BBJニュース』2025年9月29日配信

 

BBJより最新情報をメールにてお届けする『BBJニュース』を配信いたします。

 

事務局より

 

平素よりバイオバンク・ジャパン(BBJ)の活動へのご理解・ご協力に感謝いたします。


BBJでは、協力者の皆さまよりご提供いただいた貴重な試料・情報を大切に保管し、審査を経て研究者へ提供しています。そして試料・情報を提供した研究課題や研究者の情報をオフィシャルサイトの「研究内容の公開」ページ(https://biobankjp.org/participants/752)にて公開しています。


これまでは、BBJの試料・情報を提供した研究課題名と研究責任者の情報を別々に記載する形で情報公開をおこなってきたのですが、2025年7月1日以降の提供分より、試料等利用審査会の審査番号、研究課題名、研究責任者の情報を併記した形で公開することになりました。


BBJへ貴重な試料や情報をご提供いただいている協力者の皆さまに感謝するとともに、大学などの研究機関や企業の研究者の皆さまにおかれましては、新たな情報公開の形をご理解いただき、引き続きBBJの研究資源を研究にご活用いただけますと幸いです。

 

WHAT'S NEW!

 

2025年10月8日からパシフィコ横浜で開催される国際展示会「BioJapan」に出展します

 

バイオバンク・ジャパン(BBJ)は、試料・情報の利活用促進のため、10月8日(水)からパシフィコ横浜にて開催予定の国際展示会BioJapanに出展します。期間中はBBJの 森崎隆幸事務局長 鷺谷洋司特任研究員 (BBJデータパッケージ担当)が、事業や試料・情報の提供に関する質問にお答えいたします。企業や研究機関の研究者の皆さまにおかれましては、BioJapanへご来場の際はぜひお気軽にBBJのブースにお立ち寄りください。

BioJapan


期間: 2025年10月8日(水)、9日(木)、10日(金)

場所: パシフィコ横浜

(〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1)

参加方法: ご来場には事前登録(無料)が必要です。詳細については、BioJapanウェブサイトにてご確認ください。


BBJのブースの位置 A-3

フロアマップ(PDF) (右下の緑色でマークされた場所です)


担当研究者が対応可能な時間帯:

10月8日(水) 14:00~16:30 鷺谷

10月9日(木) 10:00~12:00、 13:00-16:30 森崎

10月10日(金) 10:00~12:30 鷺谷、 13:30~16:30 森崎

 

※BBJは、今後以下の学会での出展を予定しています。


2025年12月3日~5日(予定) 日本分子生物学会

2025年12月17日~20日(予定) 日本人類遺伝学会


近くなりましたら、BBJウェブサイトにて告知いたします。

 

研究成果のプレスリリース

BBJの試料・情報を利用して2025年8月~9月に出された研究成果のプレスリリースです。

 

[プレスリリース]全ゲノムシークエンス解析により乾癬の新規関連遺伝子を発見 ―見逃されてきた希少変異と構造変異の関与を解明― 東京大学ほか

発表のポイント

◆日本人乾癬(かんせん)患者1,415例と対照群3,968例の全ゲノムシークエンス解析を実施し、これまで未解明だった希少変異および構造変異の関与を網羅的に解析

◆3.3kb の非コード領域欠失(IFNLR1遺伝子座)が乾癬の発症リスクを低下させる保護的効果を持つことを発見。希少変異に基づく遺伝子集約解析により、CERCAMを新規乾癬関連遺伝子として同定し、遺伝子ノックアウトマウス実験で炎症性皮膚病変の増悪を確認

◆乾癬の分子メカニズムの理解や新たな治療標的探索につながることに期待


 

[プレスリリース]がん患者のY染色体が失われる?放射線治療とY染色体喪失の関連を初報告 ―順天堂大学とバイオバンク・ジャパンの大規模データから明らかに― (順天堂大学ほか)

発表のポイント

◆順天堂医院の前立腺がん患者のデータにおいて放射線治療とmLOYの関連が見い出されました

◆バイオバンク・ジャパンに登録された前立腺、肺、大腸、胃がんの約3万人の大規模データでも同様の関連が確認されました

◆放射線治療により、がん患者のゲノム不安定性増加がもたらされる可能性が示唆されました

 

[プレスリリース]がん関連遺伝子CHEK2と23種のがん種のリスクを評価 ―大規模ゲノム解析により個別化医療へ貢献― (理化学研究所ほか)

発表のポイント

◆BBJの登録者約11万人のDNAサンプルを使い、がん関連遺伝子であるCHEK2について23種類のがんを横断的にゲノム解析を実施したところ、CHEK2の病的バリアントと、女性乳がんと前立腺がんのリスク上昇との関連が示されました

◆バリアントの病原性評価に機能解析を加えたことで、日本で頻度の高い遺伝的バリアントがあることが分かりました

CHEK2病的バリアント保有者と非保有者の間に臨床的特徴の差は認められませんでした


 

イベント開催報告

 

8月9日(土)に小学5年生~中学3年生を対象とした『夏休み体験学習会』を開催しました。BBJサイト等で参加者を募集したところ、大変多くの方々に参加登録をいただきました。当日は25人(お子さん13名、保護者12名)にご参加いただきました。


<プログラム>

1.バイオバンクを知ろう

・遺伝とDNA、バイオバンクのお話(森崎隆幸BBJ事務局長)

・バイオバンク・ジャパンと研究室の見学(DNA保管庫・血清保管庫・シークエンス技術開発分野の研究室)

2.身近な食材からDNAを取り出してみよう(NPO法人 くらしとバイオプラザ21)


 

施設見学

8月、9月に以下の団体がBBJの試料保管庫を見学しました。

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●東京大学駒場ゼミ生

●BBJ「夏休み体験学習会」

●米沢市立第三中学3年生

●日本赤十字社血液事業本部

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BBJでは、政府関係者、研究・教育機関、民間企業、患者団体、学生など幅広い背景をもつ方々の施設見学を一定の条件の下で受け入れています。

 

BBJより最新情報をお届けする『BBJニュース』は、過去にバイオバンク・ジャパン(BBJ)のイベントに参加登録し、BBJからのニュースの受け取りを希望された方、また新たに『BBJニュース』に登録された方々にお送りしています。


※BBJからのメール配信の解除については、 こちら よりお手続きをお願いいたします。


==発行者==

バイオバンク・ジャパン(BBJ)広報担当

東京都港区白金台4-6-1 東京大学医科学研究所

お問い合わせ:bbjkoho@biobankjp.net

Website: https://biobankjp.org/

X(旧Twitter): https://x.com/BBJ_IMSUT_UT